いつもスプラウトのご愛顧ありがとうございます★
今回のブログ担当、スタッフのOです(^^)/
メラビアンの法則はアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した心理学の法則で、コミュニケーションにおいて「言葉以外の要素」が相手に与える影響を説明する法則です。
具体的には、人が他者から受ける印象は次の3つの要素に分けられ、割合は以下の通りとされています。
- 視覚情報(表情、身だしなみなど):55%
- 聴覚情報(声のトーンや話し方):38%
- 言語情報(話の内容):7%
このメラビアンの法則を自分の脳に与える影響として勉強で活用すると、
視覚情報→教科書や参考書をパラパラ見て(熟読の必要なし)どこにどんなイラストや写真があって何が書いてあるのかを何となく記憶させる。特に社会は超覚えやすいので1冊を繰り返し繰り返しパラパラ流し見するのがおすすめ。歴史漫画、興味持って見てくれる子と全く興味なしの子がいると思いますが、スマホで適当にウダゴロしてる時間をこの時間に当てられたら激熱なんですよね…
聴覚情報→替え歌で耳からの情報で記憶。今どきはYouTubeで沢山お手本が上がってますね。(昭和は自作してました)
我が子が永遠に見ているショート動画が勉強に関わる内容だったら偏差値爆上がりしてるんだろうな(涙)
小さい頃に読んだ(見た)絵本がいつまでも記憶に残っていたり
Eテレで何回も歌っていた童謡を完璧に歌えたり、合唱曲なんかは大人になっても歌えるもんです(笑)
視覚・聴覚情報と脳の仕組みを利用してぜひ勉強に活用してみましょう♪
さて、推薦入試や特色化選抜の面接においてはこのメラビアンの法則が必要不可欠になります。
以下は面接で良く聞かれる質問になりますが、志望理由や自己紹介などの「自分自身に関する質問」が多いです。これらの質問は、学校側が生徒の適性や学校への熱意を判断するために重要な要素とされています。具体的によくある質問と、その意図について解説します。
1. 志望理由
「なぜこの学校を志望したのですか?」
- 意図:学校側は生徒が自校を選んだ理由を通して、学校への理解度や適性を見ています。学校の教育理念や特徴について具体的な話ができると良い印象を与えられます。
- 対策:事前に学校の特色や教育方針についてよく調べ、自分の目指す姿との関連性を明確にして伝えられるようにしましょう。
2. 将来の目標
「将来、どんなことをしてみたいですか?」
- 意図:この質問では、将来に対する考え方や具体的な夢を持っているかを確認し、本人の意欲や学習意欲を探っています。漠然とした答えではなく、少し具体的に話すことで、計画性や自分の考えの深さを伝えられます。
- 対策:将来の夢が明確でなくても、「こんなことを学びたい」「こんな力をつけたい」など、学校で学んだことを活かして成長する意欲が伝わるように答えると良いでしょう。
3. 長所と短所
「あなたの長所と短所を教えてください」
- 意図:自己理解や成長意欲があるかどうかを見ています。特に短所については、それをどう克服しようと努力しているかを聞くことで、改善意欲を評価しています。
- 対策:長所は具体的なエピソードを交えて話すと説得力が増します。また短所についても、改善に向けた努力や工夫を合わせて伝えることで、前向きな姿勢が伝わります。
4. 学校生活や趣味・特技について
「好きな教科は何ですか?」「学校で頑張ったことはありますか?」
- 意図:学校生活における積極性や興味のある分野を知ることで、入学後の活動への意欲を判断しています。また、趣味や特技を通して、その人の個性やバランスの取れた生活をしているかも見ています。
- 対策:単に好き嫌いを話すだけでなく、具体的に「どんな点が好きか」「その教科で成し遂げたこと」などを話し、努力や興味の深さを伝えましょう。
5. 最近関心を持っているニュースや社会問題
「最近気になるニュースは何ですか?」
- 意図:受験生が社会や時事に対して関心を持ち、自分の考えを持っているかを確認するためです。この質問を通して、知識や考える力を見極めることが目的です。
- 対策:自分が関心を持ったニュースについて、事実だけでなく、そのニュースに対する自分なりの意見や感想を述べられるように準備しましょう。
6. 入学後に挑戦したいこと
「入学後にやってみたいことはありますか?」
- 意図:学校が提供する活動や学習内容に対して積極的に取り組む意欲があるかを確認するためです。また、その生徒が学校の環境に合うかも判断します。
- 対策:部活動や特定の授業、学校の行事などについて調べておき、どのように参加したいかや、それを通してどんな成長をしたいかを具体的に述べると良いです。
まとめ
推薦入試や特色選抜の面接では、受験生が学校や学びに対してどれだけ真剣に向き合っているか、また自分をしっかり理解し、努力する姿勢があるかが評価されます。上記の質問に備え、学校についてのリサーチと自己分析をしっかりと行い、具体的なエピソードを用意しておくことが成功のポイントです。
面接の練習では、スプラウトではもちろん、友達や家族とも模擬面接を行い、質問にスムーズに答えられるように練習すると良いでしょう。スマホで撮影したものを自分で必ず見て客観的にどう見えているかも確認しましょう。
メラビアンの法則を活用することで、単に「何を話すか」だけでなく、「どう話すか」「どう見えるか」にも気を配る重要性が理解できます。こうした意識を持つことで、面接の場面で他の受験生に差をつけ、より印象に残る受験生になることができるでしょう(^_-)-☆
面接の際は面接会場以外でも誰かに常に見られている意識をもって、行動してくださいね。
受験の成功には学力だけでなく、コミュニケーションの工夫も大切です。メラビアンの法則を上手に活用して、自己表現力を高めていきましょう!!
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