文部科学省は、2020年度の大学入試における英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送ることを発表しました。
経済的な状況や居住している地域に関わらず、等しく安心して受けられるようにするためには、さらなる時間が必要との考えから決定したようです。2024年度に実施する試験から導入することとし、今後1年を目途に検討、結論を出すということです。
英検協会は、今回の決定を受けて、英検協会が実施運営する「英検2020 1day S-CBT」「英検2020 2days S-Interview」「英検CBT」「TEAP」「TEAP CBT」「IELTS」の各種試験において、すでに発表している会場等の2020年度の実施概要ならびに、今後の対応について一旦見直し、再度案内するとしました。
英検協会では、まず文部科学省から延期の経緯と今後の方針などを聞き、詳細を協議しながら改めて諸々を決定する考えを示しました。決定次第、速やかにWebサイトにて公表するということです。