みなさんは【エビングハウスの忘却曲線】について耳にしたことがありますか?
人間の脳は1度覚えたことを
1時間後には半分忘れ
1日後には7割忘れ
1か月後には8割忘れている
この脳と記憶のメカニズムを発見したのが
有名なドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスです。
下の図が 忘却曲線になります。
人間の記憶力には個人差があって、記憶力が良い人、悪い人が存在すると思っていませんか?
せっかく一度覚えたのに忘れてしまった…
それは自分の記憶力がないから、と
思っている皆さん
ほとんどを忘れてしまうのが正常な脳の働きなのです。
逆に言えば一度覚えたことに関して
20%はずっと覚えているという研究結果でもあります。
カナダのウォータールー大学は
忘れてしまう前にどのタイミングで復習すると
記憶が保持されるのか、
忘れないように出来るのか
授業を受けた後どうなるのかを研究しています。
出典:University of Waterloo『Curve of Forgetting』
この図によると
黒い線は授業終了後の記憶を100%とすると
1日ごとに50~80%は忘れてしまい、
7日後以降はほぼ忘れてしまうのですが
黄色い線のように
1日後に10分間、
1週間後に5分、
30日後に2~4分の復習を行うと
記憶量の減少が抑えることができるとしています。
こちらの図のように
1日後に10分間、
1週間後に5分、
30日後に2~4分のタイミングで
復習することが
科学的根拠に基づいた効率のいい復習のタイミングと言えます。
実践方法としては
まず、寝る前にその日やったことをパラパラ軽く見直してください。
そして翌朝、またパラパラ見直してください。
一週間後、一週間の勉強内容を見直してください。これだけで随分変わります。
勉強進度も確認出来ますね。
記憶力が良い人が脳の働きを効率よく利用しているのだとすれば
誰でも今から記憶力が良い人になれるということです。
やるかやらないかは個人差がありますので
スプラウトでは皆さんをしっかりとフォローしていきます。
一緒に頑張りましょう(^^♪