卒塾生Yさん
春日高校合格への軌跡
【入塾時】
中3の夏期講習から入塾してくれました。「苦手な理科と数学を中心に偏差値を上げたい」というのが入塾の理由です。5科目406点、内申点35と成績も良い方で、入塾時に志望していた高校の特色化選抜の受験基準にも達していました。しかし、得意科目である英語以外の科目の偏差値はいずれも50台で60に届いておらず、志望校に入学できたとしても、入学後のことを考えると努力が必要な状態でした。
【入塾2か月後】
塾長の私は、「頑張れば志望校を1つ上の学校に上げることが出来る」と感じていたため、授業毎に目標設定を行い、「Yさんはどのレベルの問題まで解けるようになるべきか?」考えながら授業を行いました。落とせない問題や、少し頑張れば解けるようになる問題はどの問題なのかを、一緒に把握していくことが大切です。ただ、この頃のYさんは塾では真面目に取り組んでくれてはいるものの、必死に頑張る受験生という感じではありませんでした。それでも塾のある日は、学校の授業で解いた問題や宿題などで分からない箇所や理解しきれていない箇所があると、休み時間や授業後に質問に来てくれていました。
【入塾3~5か月後】
分からない問題や本当の意味で理解できているか微妙な部分を放置せず、逃げずに取り組んでくれていた結果、模試では数学の偏差値が55→65、理科の偏差値も52→63と大幅に成績アップ!なかなか成績の上がりにくい国語の偏差値も57→60に上がりました。学校の定期テストの点数も上がり内申点も5科目35→37(苦手な数学の評定も4→5)にアップ。また、後期期末テストでは英語100点!得意科目とはいえ、3年生の定期テスト、しかも試験範囲なんてあってないような最後の期末テストで100点を取れることは滅多にありません。これらのことから、Yさん自ら志望校を1つ上の公立高校に変更する決意を固めてくれました。私の方からYさんに「志望校を変えましょう」などと話したことはありません。高い確率で合格できるであろう入塾時の志望校の特色化選抜受験では満足せず、「3月の一般入試で一つ上の公立高校にチャレンジしたい!」という言葉を聞いて、塾長の私もとても嬉しかったです。
【入塾8か月後】
志望校を変更してからは、毎日のように自習に来て頑張ってくれました。また、授業の前には、この科目のこの単元のこのような問題を解けるようになりたいとかなり具体的なリクエストもしてくれました。(スプラウトは1クラス10名までの少人数制のため、こういった要望や相談にも柔軟に対応し、出来る限りのサポートを行います。)
その結果、第一志望の春日高校に無事合格!!!成績を上げるため、志望校に合格するための積極的な努力により、合格への切符を手に入れたのだと思います。
春日高校は同級生のレベルも高いため、入学後はさらなる努力が必要です。恐らく、スプラウトに入塾してくれた中3の夏~入試の期間よりも大変な生活が待っているはずです。ですが、私はYさんを信じています。きっと高校でも努力を続け、自分の進みたい進路に進んでいってくれることでしょう。「スプラウトに入ってよかった」とお家の方にも話してくれていたようで、とても嬉しかったです。何かあればいつでも相談してくださいね。